2013年12月30日

年の瀬

本日は、合気道の話題から少し外れ日記的なことを記します。

間もなく、2013年が過ぎ2014年がやって来ます。
年の瀬におみくじを引いてみました。
先日、久しぶりに北海道神宮へ神社参拝に行ってきました。

普通おみくじと言うと、年明けの初詣に引くことが多いですが
あえて一年の締めくくりとして引いてみました。
年明けの北海道神宮は人混みが凄いですから。
人が少ないときの神社参拝をお勧めします。

結果は、中吉でした。大吉とか小吉とか、総合的な?運よりも
最も重要視すべきは、おみくじの表紙に書かれている『神の教
だと思います。これから、どういう心掛けで行動すれば良いか
行動方針やアドバイスの概要が書かれております。

なんと物凄いことが書かれているではありませんか?
以下抜粋させて頂きました。

声は消えても、こころの底にきいた言葉が生き残る・・・
(途中略)・・・した事、いうた事、思った事、よいも、悪いも
悉く皆、何者かに影響して、永遠にあとを残す。慎むべきは、
其思い、其行い、其言葉、恐るべきは其影響、其反撥である。

※振り仮名:其・・・その / 悉く・・・ことごとく

自分の発した思い、言動、行動が、周囲に良くも悪くも影響を
与えるということを忠告している内容ですね。
特に怒りや憎悪などは、悪影響や反発を招くという事を言い表して
いるようです。くわばら、くわばら!がく〜(落胆した顔)

合気道でも同じようなことが言えそうです。
無理な力で押したり引いたりすれば、相手は反発するという事です。
やっぱり、合気道は人生の縮図のようなところがあるのですね。

今年も当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
来年も良い年でありますように、お祈り申し上げます。わーい(嬉しい顔)
来年も合気道を楽しみましょう!


読んでいただき、ありがとうございます。

合気道ブログで日々の稽古を考える。

紹介:札幌で合気道するときは・・・札幌合気道会について
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2013年12月29日

回転投げで受けの頭を下げさせるコツ

久々の合気道ブログです。
合気道には、逆半身片手取り回転投げという技があります。
受けの側面へ転回しながら入り身して(受けの腕下をくぐり)
受けをうつ伏せに崩し投げる技です。受けは前方回転受け身
を行います。片手取り以外に突きや正面打ちからの技もあります。

回転投げで、受けの頭が下がらないことがあるかと思います。
受けの腕を上げ脇下をくぐりながら入り身・転回後、上げた
腕を下げながら受けの後頭部を押さえて、頭を下げさせて
崩す訳ですが、容易には下がりません。

これは、頭を下げるのが怖いと思っている人が受けの場合ほど、
その人の頭を下げることが難しくなります。
※頭を低くすると周囲が見えず床しか見えない事と、体制も
  不安定となるので、頭を上げたくなるのかも知れません。
頭を下げさせなければ、この技を行うことはできません。

では、どうやって頭を下げさせるのか?
隅落としの要領で後ろ隅へ崩すと良いようです。
後ろ隅へ導くと、受けは体制を立て直そうとする為、
崩される側の足を一歩後ろへ下げながら頭を低くします。
下図をご参照ください。

回転投げ:真っ直ぐに切り下ろした場合の図
▲回転投げ:真っ直ぐに切り下ろした場合
真っ直ぐ切り下ろすだけでは、頭は中々下がらない。
下がるとすれば、受けが協力してくれているだけ。

本当にかかる技を稽古するには、崩れてもいないのに受けを取っては
駄目だということですね。合気道が型稽古であるが故の陥りやすい
デメリットですね。
関連ブログ記事:
受け重視?取り重視? 技はかけるのではない、有効な体捌きの結果生れる!

回転投げ:後ろ隅へ切り下ろした場合の図
▲回転投げ:後ろ隅へ切り下ろした場合
後ろ隅へ崩すと、受けはバランスを保とうとするため
崩される側の足を一歩後退させる。
真っ直ぐに切り下ろしているのに、一歩後退させる人は
勝手に一歩後退させているだけ。悪い癖かも。

後ろ隅へ崩す要領は、他の技(隅落としや一教(裏)等)と同様です。


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