初心者・5級・4級 3級〜1級 初段以上
白 茶 黒
女性は3級から袴を着け、男性は初段から袴を着けます。
地方によっては、一級まで男女白帯のところや、
女性は五級から袴を付けるところもあるそうですね。
ちなみに、女性が男性よりも袴を着ける時期が早いのは、女性の身体のラインが目立たぬようにという合気道開祖の配慮から来ているようです。
個人的にも感じる事ですが、女性は、やはり袴を着けたほうが、
格好良いですね。もちろん男性の袴姿も格好いいですが。
女性の場合は、さらにそう思います。
稽古相手の帯の色で『失敗したな』と思う事がありました。とある日曜日に、普段とは別枠の特別な稽古(近く昇級昇段審査を控えた人を主に対象とした稽古 私は対象外でしたが参加しました)がありました。
最初に稽古相手となった方は、最近本州から転居して来たばかりの白帯の方でした。4級か5級なのか と思って稽古していました。何か自信なさそうに技を繰り出すので、「ここは、もう少し大きく動いた方が良いと思います」みたいな感じで、偉そうに?言ってしまいました(決して偉そうに言ったつもりはありませんでしたが・・・汗)。自信無さげな割には、白帯の割には上手だな・・・とも思い不思議な感じでした。
もしかすると、本州では、一級まで白帯を着ける道場が多いから、この人2級か1級の人なのか・・・とも、あれこれ考えてしまいました。
しかしです。その講習会が終って二週間程過ぎた頃、なんと彼は袴姿で道場におりました!実は初段だったようです。彼は道場の指導員に、「初段なら、袴を着けるように」と言われたようです。彼曰く、転居前から少しブランクがあって、自信が無かったので白帯を付けていたのだそうです。「なんだ〜!俺と一緒じゃないかよ」と思っても後の祭り。彼と道場で顔を合わすのが暫くバツが悪かったです。「うーん、白帯にしては何か上手い気がしたんだよな!」
袴姿で道場へ入って行く彼の姿を見ましたが、やはり白帯姿とは違い、全くの別人に見えます。袴を付けた途端、自信に満ち溢れたような雰囲気が漂っておりました。「ちゃんと黒帯・袴を身に着けてください!初段なのに白帯着けるなんて詐欺まがいの行為はやめてくださいね(笑)」と心の中で言ってしまいました。
他の人でも、あるんですね(笑) 同じような事例が。白帯付けてはいるけど、「何だか体捌きが上手だな」と思っていたら、実は弐段だった・・・とか。その人も10年くらいブランクがあって、自信無く、技術に納得がいかないから、白帯を付けている・・・とか。そんなのは、理由になりません!w ちゃんと黒帯着けてください!
やはり、ブランクがあろうと、自信が無かろうと、合気会で允可された段位なのだから、帯の色は正しいものを身に着けるべきだと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
合気道ブログ|稽古日記 日々の稽古を考える。
紹介:札幌で合気道するときは・・・札幌合気道会について
全く同感です。それとなく、体捌きの上手さで、
『もしかして初級者ではないな?』と勘づきますけどね。
柔道と少林寺拳法をやっていますが、
39になるのでそろそろ怪我ばかりする柔道の方は練習をすくなくしようかと合気道のクラブに見学にいってきました。
大人も、帯の色が白・青・茶だったので、日本ではどうなんだろうと思って調べてる途中でこのブログにたどり着きました。
(こっちの柔道は大人でも黄色や青帯をしめます。日本だと大人は茶帯でも白帯をしめますし黄や青の帯は大人にはありません。)
先生はベトナム人なので、いろいろ違ったふうに伝わってる技とかありそうですが、そういったのもひとつの楽しみとして練習するつもりです。
ちなみに、23年もブランクのある柔道は白帯しめて練習してます。
ベトナムからの書き込みありがとうございます。
空手道や柔道の場合、大人ですと級も概ね10級から
始まるところが多いですね。
合気道も主流の合気会系ですと5級からですが、
養神館合気道は大人でも10級から始まります。
流派によっては、このように変わってきます。
柔道や空手道は、やはり体力がモノをいいますし、
合気道に比べて力のぶつかり合いで無理がかかる
ことが多いので、怪我の発生率は高いと思います。
合気道が全く怪我しないとは限りませんが、ゆっくり
自分のペースで型を練習することが可能なので
怪我の発生率は大幅に少ないでしょう。
ゆえに、空手道や柔道は血気盛んな若者向けで、
合気道は全年代万人向けと言えるかも知れません。
自分のところでは一般部では初めから4級までは白帯、3級から1級までは茶帯、それ以降は黒帯で、女性は初段から、男性は弐段から袴を着けられるようになっており、自分も仕事の都合で本来の審査日に審査を受けられなくなったので先日弐段の昇段審査を受けましたが、技はともかく力強さがあまりにも無さすぎると言われ、個人的に結構グサッと来て落ち込みました^^;
そして、自分は昔からあまり力は出さない方で普段の稽古で技をかけるときも力を入れて技をかけると倒れた受けの人にどこか申し訳なく思ってしまい、あまり力を入れないようにしていたのですが、どうやらその癖が裏目に出てしまったようです…、一体どうすれば力強さというものを出せるんでしょうかね…?(苦笑)
今までも仕事の都合や学校の都合などであまり稽古には参加出来ていなかった中、初段までは落とされずに来れたのですが、その弐段審査の後、技はともかくとは言われたもののやはり技の内容でも不十分な点があったのだろうと思い、そんな中審査を受けて弐段になろうとしていたのかと思うと、自分にとって弐段は向いてないのではないかとか思ってしまい、勿論袴を着けたいという気持ちはかなりありますが、それでも弐段を受けるのに必要なスキルが不十分なのに袴を着けようとしていることに気付いて袴を着けるのに対して恐れ入ってしまう気がしてならないんです^^;
同じような気持ちになったことある人がいるのかは分かりませんし、今見返すといまいち文がまとまってない感がとても漂ってますがつい書き込んでしまいました(苦笑)
コメントありがとうございます。
返信遅くなってしまいました。
「力強さ」というのは、おそらく入り身などの体捌きに
おけるメリハリなのだと思うのですが如何でしょうか?
「力を入れて技をかける」という意味とは異なると思う
のです。
合気道に無駄な力みは不要で、腕力だけで技をかけようと
すると、相手に抵抗されやすくなります。
今更ながら失礼かもしれませんが、腕力ではなく、足腰や
体幹と腕が一体となった身体全体の力を使って、技をかける
というのは、ご存知かと思います。
そのときの強弱(メリハリ)のうちの「強」の部分が技の中で
見受けられなかったのかも知れませんね。
※あるいは、「緩急」の内の「急」の部分
ずっと「緩」であったり、「弱」であったり一定している等。
審査は、演武会のように演出的な部分もあるのでは、ないで
しょうか?具体的には、腰を回転させる(転回足等)捌きを
力強く見せる為に、少し急気味に行うなど。例えば、肩取り
二教の表で転身後、腰を回転させて相手を俯せに崩していく
場面などです。転身の部分は緩やかに行い、腰を回転させて
いく場面は急気味に行い、メリハリを付けていくということ
です。
実際にそこら辺の人さんの審査を拝見させて頂いた訳では
なく、あくまで勝手に想像した上での意見ですので、ご容赦
ください。エラそうに聞こえましたら、申し訳ございません。
何事も(昇段審査でも)、前に進むのには勇気が要ります
よね。
実際に私も袴が穿ける初段審査のときに、自信喪失して受ける
のを一回辞退させてもらったことがあります。
有段者が白帯を…て、実は私もやったことあります。
理由は、まあ…ご想像のとおり。
申し訳もございません。m(_ _)m
森魚さん、コメントありがとうございます。
また、返信も非常に遅くなってしまい、ごめんなさい。
>有段者が白帯を…
気持ちは分かります。
私だって、白帯締めたくなるとき ありますから(^^;)
先生道着を着てくれてるんですけど、袴は履かないでほしい。脚の向きも形も、後ろ足のぴーんもわからない!なんなら全身タイツでもいいよって思ってしまう。
達人先生を真似したいから、体の動きがわからないのは大変困るのです。